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7/29 【海外サイエンス・実況中継】アメリカ就職活動Q&A

posted Jul 27, 2013, 10:53 PM by Souichiro Hioki   [ updated Jul 27, 2013, 10:55 PM ]
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_/ 『海外の大学院留学生たちが送る!サイエンス・実況中継』
_/ July 2013, Vol. 61, No. 2
_/ カガクシャ・ネットワーク → http://kagakusha.net/
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- From editors --
今週のメールマガジンでは、アメリカでの就職活動における一連の流れについて、
アメリカ大手IT系企業にてご活躍されている方からの生の声をQ&A形式で
お送りします。就職活動の流れや面接でよく出会う質問など、就職活動を
検討されている方には必見です。じっくりお楽しみください。
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Q1. 大学院留学先学部学科を教えてください。
A1. コンピューターサイエンス

Q2. キャリアプランについてはいつごろから考えていましたか?
A2. 留学数年前から。ただし紆余曲折あり。

Q3. 就職先はアカデミアですか?それとも企業就職でしょうか?
A3. 企業就職
 
Q4. それは、どういった分野ですか?大学院研究との関連性はありましたか?
A4. ソフトウェア R&D / 研究との関連性は非常に高い

Q5. 就職先をそちらに選んだ動機を教えてください。
A5.
  そこで働く人から研究・開発ともに学べそうだったから.
  小回りのきく自由な環境だから(10人程度の小規模な研究開発支部).
  大学での研究との近さ.
 
Q6. 就職活動時期、就職活動のプロセスについてお願いします。
  どういったプロセスを経てオファーをいただきましたか?
A6.
  10 月頃から academia/industry 双方向けに resume/CV, research
  statement, (academia 用に)teaching statement, job talk 等を準備。
  担当教官等と議論して手直しを重ねる。12 月に多数の大学と企業に apply.
  12 月から 3 月にかけて各地で job talk と on-site interview.
  オファーは 1 月から 3 月にかけて。
 
Q7. 実際にあった面接での質問を教えてください。
A7.
  ほぼ全ての面接で自分の現在・将来の研究についての質問が主だった。
  自分の研究と関係ない、知識・頭の回転速度を試すような質問を受けたのは
  一社のみ。その会社は研究所ではなく純粋な start-up だったため。
  大学・研究所での面接に対してはいわゆる algorithm puzzle 等の
  面接対策をする必要は全くないと感じた。
 
  以下に実際の質問例を頻度順に。

   Do you have any questions on <organization>/<city name>/
   <projects>/visa/etc?
  皮肉だがこれが一番多い質問。One‐on‐one面接の数だけ受けて辟易する
  こともしばしば。自分が面接する側になるとどうしても常にこう言って
  しまう訳が分かる。面接官に悪気は全くない。

   What do you want to work on _here_? 
   We have <some constraint>/<some characteristic>/etc,
   are you okay with that?
  面接する側される側ともに最も知りたいのは適材適所かどうか。
  当然こういう質問が多い。

   During your internship/work at XXX, what did you work on there? 
   Your work seems to have issue/limitation/etc on YYY,
   how did you deal with it?
  XXX/YYY はその面接官がよく知っている会社/分野であることが多い。
 
   What was your role in ZZZ project on your resume?
  どちらかというと round-table/phone interview で多い質問。ZZZ は
  その組織の人たちが現在必要としている技術/分野に関連していることが多い。
 
  その他 job talk 時のプレゼン資料に対する質問が多い。ただこれは
  学会発表と同じように回答すればよいので特段気にする必要はない。
 
Q8. 面接で気をつけることを教えてください、また就職活動において
  重要だと思われたことを教えてください。
A8.
  相手が何に興味を持っていて、どういう背景で、何を知りたいのか、
  よく理解すること。そこが明らかでなければ明らかになるまで
  丁寧に質問を重ねること。
 
  On‐site interview に呼ばれている時点であなたの研究は十分に有意義と
  認識されている。自分の成果を強調するような受け答えは必要ないばかりか
  時に有害。一緒に働きたいと思われるように努めること。
 
Q9. 就職活動での苦労、大学院生生活において就職活動準備としてするべきことを
  教えてください。
A9.
  就職活動自体での苦労は特になかった。どの面接官も interviewee に良い
  印象を持ってもらいたいので、例外なく最大限の便宜を図ってくれる。
 
  重要な準備は以下の通り
  ‐ 研究成果を重ねること。
  ‐ Summer intern 等で経験を広げ、自分を知ってくれる人を作ること。
  ‐ 時期が来たら培った人脈を通して「直接」いろいろな人に
   自分が求職中であることを伝えること。
  ‐ Job talk の準備は念入りに。
 
Q10. これから就職活動をする方へのメッセージをお願いします。
A10.
  特に工学/科学では、就職活動は長い大学院生活をやり遂げたご褒美みたいな
  ものと気楽に捉えればよい。自分の研究に多くの人が真剣に興味を持って
  くれて、彼らの目的に向けてどうその知識・経験を生かせるのか前向きに
  議論してくれる。このような状況は文字通り有難い。

貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

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