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【海外サイエンス実況中継・特別号】大学院留学:就職活動中に行った仕事から見えてきた進路

posted Jan 9, 2012, 9:27 AM by Yunke Song   [ updated Jan 9, 2012, 9:27 AM ]
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_/ 『海外の大学院留学生たちが送る!サイエンス・実況中継』 
_/  October 2007 Vol 19 No 2 
_/  カガクシャ・ネットワーク → http://kagakusha.net/ 
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今週は、なぜアメリカの大学院を選んだか、の特別号です。先週は「環境
毒性学」について執筆した迎(むかい)さんが、今週も担当してくれます。
獣医学部出身の迎さんは、卒業後には臨床に進むのが当たり前のような雰囲
気の中で、大学時代を過ごしたようです。そのような中で、就職活動をしな
がらも、アメリカ留学を目指すようになっていった過程を語ってくれます。
(杉井)



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なぜ日本でなくアメリカの大学院を選んだのか?
                             迎 素子
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こんにちは。イリノイ大学アーバナシャンペーン校の迎素子です。

私がアメリカの大学院に行くこと決めたのは、獣医学部最終学年の夏の終わ
りでした。それまでは、私立の獣医学部に6年間も通っていたため、これ
以上両親に負担をかけたくなかったことと、経済的にも早く自立したいと
思い、絶対就職するぞ、と心に硬く決めていました。

私は獣医学出身といっても臨床ではなく研究を続けたかったので、日本で
大手製薬会社を中心に就職活動をしました。しかし、その年は特に企業の
研究職の募集が少なく就職難とも言われ、なかなか内定を貰えずにいました。

そんな時、とある企業に勤める方からのお誘いで、アメリカの大学での通訳
のお仕事を遣らせていただく事になりました。その旅先で出会った素晴らし
く熱心な先生方やアメリカの大学の研究環境を目の当たりにし、いつかこん
な所で研究してみたいと思いました。そしてそれなら、今、アメリカの大学
院を目指そう!と思ったのでした。

意気込んだのはいいものの、果たしてそんな事が可能だろうか、と初めは
疑問だらけでした。しかし、アメリカの大学院生には、ほとんどの場合、
TAかRAとして給料が出て、授業料も免除になるという事を知ってから、
私のヤル気は益々盛り上がったのでした。

もうこうなると、後戻りは出来ません。卒論を終わらせてからの数ヶ月間、
毎日のように獣医師国家試験の勉強をしているクラスメート達を尻目に、
一日に何十通ものメールを書いたり、院プログラムについて調べたり、
GREやTOEFLの勉強をしました。

幸運な事に、私の当時の研究室のボスは私の留学に賛成してくれましたし、
大学内外の他の日本の先生、留学中の方々にも色々助けて頂いたお陰もあり、
計3箇所のプログラムから合格の返事を貰いました。

あの頃、簡単に就職先が決まっていたら、きっと考えもしなかった選択枝
だったでしょう。人生どのようになるかわかりません。もし、これを読んで
いる人の中で、少しでも将来アメリカの大学院で勉強してみたいと思ってい
る方がいたら、「私には無理だ」などと思わず、ぜひチャレンジして見て下さ
い。私はイリノイ大学に来て、経済的なことも含めて色々な面で本当に良
かったと思います。



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自己紹介 
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迎 素子
麻布大学獣医学科卒業後、渡米。イリノイ大学アーバナシャンペイ校にて
博士号取得。その後、米国某製薬会社の毒性学部門でのインターン経験を
経て、現在カリフォルニア大学デイヴィス校にてポスドク中。研究分野は、
鳥類の神経内分泌。



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編集後記 
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私事で恐縮ですが、このたび第2子(男)が生まれました。子供を授かると
いうことは、まだまだサイエンスが手がける領域を超えています。しかし、
出産するまでの過程が順調に進むように、病院で支援してくれる体制がます
ます発展してきています。これらの点では、サイエンスやテクノロジーが
多大な貢献をしていることを、実感しました。
(発行人・杉井)


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